軽快な需給とIPOブームに乗って
同社は自社開発ERPパッケージソフトウェアの提供や保守、ウェブ活用したマーケティング支援事業などを行っている企業です。東証マザーズに上場、初値は公募価格2070円に対して4750円と129.5%高を達成。
上場日が金曜日であったことや、同日上場した赤字バイオのソレイジアファーマが事前よりも派手な値動きをしたことから、同社株は初値形成後は売りに押されました。しかし、ベンチャーキャピタル保有がなし、大株主の一部に90日程度のロックアップがかかっていることから上場後の需給に好感が持てます。
PERは36倍とIPOネット企業としては決して割高とはいえないため、来週以降は再び注目したいところです。マザーズ小型ネット系の強みを発揮した株価上昇の恩恵を受けるかもしれません。