Ｇ20声明を警戒・・・・・

ドル円、上値の重い展開継続へ・・・・・

昨日の海外市場では、米国の利上げが終了した為、材料出尽くし的なドル売りが強まり、ドル円は一時、112.90円付近まで急落する動きを見せました。

しかし、ムニューシン・米財務長官が、「強いドルは短期的には問題もあるが長期的には良い事象だ」と述べた事で値を戻し、113.30円付近でＮＹ時間の取引を終えました。

本日の東京時間のドル円は日経平均株価が続落してスタートした事で上値の重い展開が続き、113円台前半での揉み合いに終始しました。

今夜の海外時間には、Ｇ20声明文が保護主義的傾向を強めるかが警戒され、ドルの上値の重い状況が継続しそうです。又、ユーロドルが堅調な事もドルの上値を抑えそうです。