ユーロ高は下値を支えそう・・・・・
一方、オランダの総選挙は、ルッテ首相の与党・自由民主党が第一党となり、懸念されていた極右勢力の自由党は伸び悩む結果となりました。この為、出口調査の第一報が報じられて以来、ユーロが上昇。ユーロドルは1.0740ドルまで高値を更新しました。
本日の東京時間のドル円は日経平均株価が続落してスタートした事や、投資家からの損切りの売り注文がドル円の上値を抑え、113円台前半での揉み合いが続いています。日銀金融政策決定会合は予想通り現状維持となり、此方も相場への影響は限定的でした。
今夜の海外時間には、米国の住宅着工やフィレデルフィア連銀景況指数等の発表が注目されますが、ビッグ・イベントが終了した直後でもあり、明確な方向感の出難い展開が予想されます。それでも、ユーロドル、ユーロ円が堅調となれば、ドル円も連れ高になる可能性はありそうです。