クミアイ化は大幅続落、第１四半期営業利益８６％減を嫌気◇

　クミアイ化学工業<4996.T>は大幅続落。９日の取引終了後に発表した第１四半期（１６年１１月～１７年１月）連結決算が、売上高１２４億６８００万円（前年同期比２４．０％減）、営業利益１億６７００万円（同８５．９％減）、純利益１０億１７００万円（同１６．９％減）と大幅減益だったことが嫌気されている。

　海外の主力製品である畑作用除草剤「アクシーブ剤」が在庫調整の影響で販売が減少したことに加えて、イハラケミカル工業<4989.T>との合併に伴う費用の計上などが利益を圧迫した。

　なお、１７年１０月期通期業績予想は、売上高６３０億円（前期比０．７％増）、営業利益２０億円（同１１．８％減）、純利益３１億円（同９．４％減）の従来予想を据え置いている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）