ドル円は下値固めの展開・・・・・

今夜は、米株式・債券市場睨み・・・・・

先週金曜日の海外市場では、米3月利上げ観測による米国債利回り上昇に引っ張られて、ドル円がじりじりと上昇。米・ＩＳＭ非製造業景況指数が予想を上回ると、114.70円付近まで上げ幅を拡大しました。

注目のイェレン議長の講演が始まり、「（雇用とインフレが期待通り進展すれば）ＦＦ金利の更なる調整が適切になる可能性が高い」と述べると、ドル円は114.75円の高値を更新しましたが、直ぐに利益確定売りが相場を席捲しました。

この為、113.80円台まで反落し、114.05円付近でＮＹ時間は終了。週明け東京市場では、北朝鮮のミサイル発射が報じられた事や日経平均株価が続落した事から、上値の重い展開を継続。一時、113.60円台まで下落する局面も見られました。

今夜の海外時間は材料難の為、米国の株式・債券市場睨みの展開継続と予想されます。今週は週後半にＥＣＢ理事会や米雇用統計が控えているのに対し、前半の注目材料は7日の米貿易収支程度に留まり、ドル円は下値固めの展開となりそうです。