<注目銘柄>=パンチ、円安進行で中国での成長が顕在化へ
パンチ工業<6165.T>は、金型用部品の国内大手メーカーで、海外向けも積極化しており、なかでも中国での売上高は全社売上高の40%以上を占めるなど根幹部分を成している。
中国現地通貨ベースでの売上高は順調な伸びをみせているものの、17年3月期第3四半期累計(16年4~12月)までは、円高・人民元安による為替影響で、邦貨換算の連結経常利益は13億4000万円(前年同期比2.8%増)にとどまったものの、同第4四半期(17年1~3月)や、18年3月期は為替影響による減益要因が大きく軽減され、需要拡大に伴う採算性の改善も寄与して増益幅が拡大することが予想される。
今後は、16年10月からベトナム工場が稼働したことに象徴されるように、東南アジアやインドをはじめとして海外展開を積極化すると同時に、販売先業界別でも主力の自動車向けに加え、食品・医療・航空宇宙向けの採用拡大を目指す。
株価は9日の決算発表を受けて、10日以降動意含みとなっている。ただ、時価水準で算出した株価指標は、PER9倍台、PBR0.9倍台と依然割安感が強い。来期以降の業績改善を織り込む上昇相場はまだスタートしたばかりだ。(朱)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
中国現地通貨ベースでの売上高は順調な伸びをみせているものの、17年3月期第3四半期累計(16年4~12月)までは、円高・人民元安による為替影響で、邦貨換算の連結経常利益は13億4000万円(前年同期比2.8%増)にとどまったものの、同第4四半期(17年1~3月)や、18年3月期は為替影響による減益要因が大きく軽減され、需要拡大に伴う採算性の改善も寄与して増益幅が拡大することが予想される。
今後は、16年10月からベトナム工場が稼働したことに象徴されるように、東南アジアやインドをはじめとして海外展開を積極化すると同時に、販売先業界別でも主力の自動車向けに加え、食品・医療・航空宇宙向けの採用拡大を目指す。
株価は9日の決算発表を受けて、10日以降動意含みとなっている。ただ、時価水準で算出した株価指標は、PER9倍台、PBR0.9倍台と依然割安感が強い。来期以降の業績改善を織り込む上昇相場はまだスタートしたばかりだ。(朱)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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