■注目銘柄:【売り】㈱イグニス(3689)
■注目理由
11月11日に決算を発表。
平成28年9月期(平成27年10月1日~平成28年9月30日)の業績は、前年同期比で売上高+130.9%、経常損益は1,465百万円で黒字転換。
一方で直近3ヵ月の実績である7-9月期(4Q)の売上営業利益率は前年同期の21.2%→17.5%に低下しており、やや苦戦しているようだ。
9日のマザーズ市場では足元の中小型株物色の流れから材料株やテーマ株の一角に買いが向かった。
この日マザーズ売買代金トップのイグニスはエムアップの急伸が刺激材料となった模様であり、一時ストップ高まで買われた。(出典:2017年2月9日 フィスコ)
9日は前日比+13%超も急騰しており、翌10日も6000円を超えて寄り付いたものの、その直後に急落しており今後急落する可能性も考えられる。
空売りできない場合も、利益確定の良い頃合いと考えられるだろう。
また、2月9日終値時点でPBRは15.08倍となっており、過去の株価および業種平均と比べて割高感がある。
しばらく様子を見ておく方が無難かもしれない。