ブラード、エヴァンス総裁発言に注目・・・・・
NY時間午後には、米10年国債入札がやや不調な結果に終わり、米国債利回りが下げ渋る動きを見せ、ドル円も一時的に112.20円付近まで反発しましたが、ドル買いも続かず、結局、111.90円台でNY時間の取引を終えました。
本日の東京時間には、NYダウ反落の影響で日経平均株価の反落が予想され、ドル円は早朝に111.70円台まで売られる動きを見せましたが、明日の日米首脳会談を前に様子見ムードが強まり、その後は、112円台を回復し、狭いレンジでの揉み合いに転じています。
この後の海外時間では、ブラード・米セントルイス連銀総裁とエヴァンス・米シカゴ連銀総裁の発言が注目されます。両人ともハト派であり、インフレ見通しに対して慎重な見方を示せば、米長期金利が一段と低下する可能性があり、ドル円も上値の重い展開となりそうです。