米10年国債入札睨みか?・・・・・
NY時間昼頃からは、米3年国債入札が好調な結果となった事で、再び米国債利回りが低下。ドル円も一時的に111円台まで押し戻されましたが、米国株が堅調な推移を続けた事や、本邦個人投資家からの押し目買い等に支えられ、112円台前半でNY時間の取引を終えました。
本日の東京時間には、反発したスタートした日経平均株価が一時マイナス圏に沈むと、ドル円も112円丁度付近まで押し戻される動きを見せましたが、午後になって、株価が堅調な地合いを取り戻すと、再び、112円台半ばまでは値を戻しています。
本日は米国では重要な経済指標の発表も無い事から、米10年国債入札結果が注目され、米国債利回り動向を睨んでドル円は神経質な展開を継続するものと思われます。但し、10日の日米首脳会談に対する警戒感も強い事から、ドルの上値は限定的なものとなりそうです。