【売り】㈱エムアップ（3661）電子チケットのEMTG社との提携が好材料視されるも、既に売り優勢か。今後の急落に注意= フェアトレード 西村剛

■注目銘柄：【売り】㈱エムアップ（3661）

歌手等のファンサイト運営を柱とするITベンチャー。

■注目理由
11月14日
に決算を発表。
平成29年3月期第2四半期（平成28年4月1日～平成28年9月30日）の業績は、前年同期比で売上高△7.6％、経常損益は△24.8％となった。
通期計画に対する進捗率は4年平均の55.0％を下回る38.4％に留まっており、やや苦戦しているようだ。

1日、同社は電子チケットの開発・運営などを手掛けるEMTG（東京都港区）が実施した第三者割当増資を引き受け、1月31日付で払い込みが完了したと発表。また、両社の業務提携についても合意したことを明らかにした。（出典：2017年2月2日　株経ONLINE）

これが材料視された模様で2以降の株価は大幅上昇、週明け6日も引き続き値上がりし一時926円まで到達する場面も見られた。一方、その後は急落しており売り圧力の強まりが伺われる。

空売りできない場合も、利益確定の良い頃合いと考えられるだろう。今から追いかけ買いするのは危険か。