半値押しの110円が意識される
ドル円と逆相関のNY金は、既に2016年11月高値からの下落に対する半値戻しを達成している。
10日の日米首脳会談を控えて、本邦は口先介入を含めて動きづらい時間帯。米国にとっては、首脳会談前に円高が進めば進むほど、日本からのお土産が大きくなるとの思惑もあるかもしれない。投機筋としては、短期的には下を叩きやすい時間帯でもある。
11日が満月。15日が米国とイスラエルの首脳会談が予定されており、波乱含みの時間帯は続く。
さらに、今週以降、各国の貿易収支も予定されており、トランプ政権下では、雇用統計よりもマーケットを動かす要因となるかもしれない。
今年のスーパーボールでは、アメリカン・カンファレンス(AFC)のペイトリオッツが史上初の延長戦で大逆転を果たした。NY株価にとっては、下落のアノマリーだ。