【買い】三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306):買場を意識
注目は金融規制改革法(ドッド・フランク法)を抜本的に見直すよう指示する大統領令に署名したことです。
これにより金融規制緩和の期待が広がり、金融株が買われ、JPモルガン・チェース(JPM)が3.1%高、同ゴールドマン・サックス(GS)も4.6%高と大きく上昇しました。
3日に発表された2017年3月期第1-3四半期の業績は、経常収益が0.7%増の4兆3190億円、経常利益が9.6%減の1兆2122億円、四半期純利益が7.7%減の7869億円でした。
7.7%の減益ながら、通期目標に対する進捗率は92.5%と高水準。
57.7%だった上半期からモルガンスタンレーなど子会社3 社からの利益貢献が第三四半期で1,742 億円と第2四半期の2倍以上の増加となったことから、進捗率がグンっとあがった模様です。
PBRは1倍を切る水準である中で株価の反発を期待したいと思います。