“ネックライン突破”を意識した動き…!?

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最新投稿日時:2017/02/03 10:09 - 「“ネックライン突破”を意識した動き…!?」(武市佳史)

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“ネックライン突破”を意識した動き…!?

著者:武市佳史
投稿:2017/02/03 10:09

◆“ハト派”に寄った欧・英金融政策 -ドル反発

※ご注意:予想期間は2月4日と表示されていますが、本日(2月3日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


“米3月利上げ観測後退”を蒸し返すドル売りが先行したものの、NYタイム後半にはドル買い戻しが目立ちました。
トランプ発言を背景にした“保護主義⇒リスク回避”は根強いものがありますが、欧・英の金融政策が“ハト派”に寄ったことから特に対ユーロ・対ポンドで買い戻しに転じたからです。
前日安値を下回る112.061円へと一時下落したドル円でしたが、112.80円へ押し戻されて昨日の取引を終えています。

◆本日は米雇用統計!テクニカル的には“そう崩れる形”には見えない…?

こうした中、本日は米雇用統計が予定されています。
前哨戦を見る限り、事前予想(非農業部門雇用者数:+17.5万人)を上回る可能性が指摘されています。
またテクニカル的に見ると、“短期的なダブルボトム(1/31安値:112.088円-昨日安値:112.061円)”を新たに形成しにかかっている感があります。
“11/9~12/15の38.2%押し(111.986円)割れ”を回避したことによる“達成感台頭”への期待も残っており、テクニカル的には“そう崩れる形”には見えません。

◆神経質な展開”は覚悟せざるを得ないが…

“米3月利上げ観測後退”“トランプ発言への警戒感(保護主義⇒リスク回避)”が残りますので“より神経質な展開”は覚悟せざるを得ませんが、“ドル買い戻し”を意識するには十分…?
もちろん結果次第の面はありますが、“短期的なダブルボトム”が完成する“ネックライン(2/1高値:113.948円)突破”を意識した動きを期待したいところです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:113.953(1/31-2/1高値、大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:113.714(日足・一目均衡表転換線)
上値3:113.357(2/2高値、ピボット1stレジスタンス)
上値2:113.227(2/1~2/2の61.8%戻し)
上値1:113.004(2/1~2/2の50%戻し、大台)
前営業日終値:112.786
下値1:112.435(2/2安値後の50%押し)
下値2:112.347(2/2安値後の61.8%押し)
下値3:112.061(2/2安値、1/31安値、ピボット1stサポート)
下値4:111.986(11/9~12/15の38.2%押し、大台)
下値5:111.731(週足・一目均衡表先行スパン上限)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

10:55 ドル円 抵抗・支持ライン追加
武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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