センチメント下向きも、「三度(みたび)、押し目買いチャンス」…!?

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

さらにお得なキャンペーン!

資産形成応援キャンペーン

期間内であればいつでもエントリーOK

最新投稿日時:2017/01/31 10:56 - 「センチメント下向きも、「三度(みたび)、押し目買いチャンス」…!?」(武市佳史)

お知らせ

読み込みに失敗しました。

しばらくしてからもう一度お試しください。

重要なお知らせ すべて見る

センチメント下向きも、「三度(みたび)、押し目買いチャンス」…!?

著者:武市佳史
投稿:2017/01/31 10:56

◆一時反発するも、リスク回避再燃

※ご注意:予想期間は2月1日と表示されていますが、本日(1月31日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


欧州タイムにかけてドル買い戻しが目立ちましたが、NYタイムに入ると再びリスク回避姿勢が頭をもたげました。

難民受け入れ&中東・アフリカ7ヶ国からの入国制限に絡む大統領令への警戒感が尾を引き、円に逃避資金が集まったからです。
特にドイツ・フランス等の海外のみならず、身内の米共和党重鎮からの批判も強まっていることが“米政策運営への不透明感”、引いては“グローバル経済の混乱”への警戒が強めている感があります。
一時115円手前へと値を戻していたドル円でしたが、再び113円半ばへと突き落とされました。
もっとも日銀金融政策決定会合(本日31日)/FOMC(明日1日)/米雇用統計(週末3日)とリスクイベントが相次ぐことから、下値追いは限定されています。

◆日銀会合には注目だが、“方向感が定まらない”は続く…?

その日銀金融政策決定会合が、本日の注目となります。
“無風通過”と見られてきたものの、先週の国債買いオペでサプライズが続いたことから、にわかに注目が集まっているからです。
“長期金利水準の目標引き上げ”や“国債買い入れ枠・80兆円”への言及があると、マーケットは敏感に反応すると見られるだけに注意が必要です。

ただ先週末(27日)には“5-10年債買い入れの増額”が行われており、テーパリング観測は幾分後退しています。
依然としてデフレを払拭できていない状況を鑑みると、“テーパリング議論は時期尚早”といわざるを得ません。
そうなるとFOMCに向けた様子見ムードに移行しやすく、“方向感が定まらない(トレンドを伴う動きは限定的)”は続くと見られます。

“25-26日安値(113.04円水準)”を割り込むと“1/18安値-1/24安値(112.50円水準)”割れがより懸念されることになりますが、現在の動きは“やはりオーバーシュート”…?
113円前半へ突っ込む場面があれば、「三度、押し目買いチャンス」と見たいところです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:114.937(1/30高値、大台)
上値4:114.632(1/27~1/30の61.8%戻し、20日移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
上値3:114.405(1/27~1/30の50%戻し、100週移動平均線)
上値2:114.178(1/27~1/30の38.2%戻し)
上値1:114.070(日足・一目均衡表転換線、大台)
前営業日終値:113.814
下値1:113.535(1/30安値後の戻り安値)
下値2:113.444(1/30安値)
下値3:113.193(1/24~1/27の76.4%押し、ピボット1stサポート)
下値4:113.041(1/25-26安値、大台)
下値5:112.526(1/24安値、1/18安値、ピボット2ndサポート)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

11:09 ドル円 抵抗・支持ライン追加
武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

みんかぶおすすめ