ＤＣＭが昨年来高値更新、ケーヨーを持ち分法適用会社に◇

　ＤＣＭホールディングス<3050.T>が続伸、１１００円台を回復し昨年来高値を更新した。同社は５日、経営統合に向けて協議していたケーヨー<8168.T>と資本業務提携し、ケーヨーが実施する第三者割当増資を引き受けることを発表した。両社は経営統合に向けた協議を進めていたが、これを断念する形となり、ＤＣＭからの出資比率は２０％強にとどまる見通し。完全子会社化は断念したものの、業容拡大効果に期待した買いが優勢。ケーヨーは同社の持ち分法適用会社となり上場を維持する。また同日、今期の年間配当を従来予想比２円上乗せし２４円にすることも発表しており、これもポジティブ視されているようだ。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）