スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>=一段高。
同社はきょう、スマートフォン向けゲーム「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」(FFBE)の全世界登録数が1700万を突破したことを明らかにした。FFBEは15年10月に国内版がリリースされ、今年7月下旬には700万ダウンロードを突破。今年6月からは海外向けのグローバル版の配信を開始している。
三井住友トラスト・ホールディングス
<8309>=新高値。
ドイツ証券は15日、同社株の目標株価を4200円から5180円に引き上げた。格付けは「ホールド」を継続した。同証券では17年3月期の連結純利益は、政策株売却による株式売却益の上振れで会社予想の1700億円に対し1750億円を予想。18年3月期は、信託報酬、役務取引等利益ともに穏やかな増加が見込めるとして同利益は1800億円、19年3月期は同1860億円と増益基調が続くと予想している。
チェンジ
<3962>=後場一段高。
午後2時ごろ、画像認識技術を活用した「画像ビッグデータ解析サービス」の提供を開始すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。 同サービスは、近年、画像認識技術活用のニーズが高まっていることを受けて、画像データを人工知能(AI)やAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)などを用いた画像処理技術を利用し、さらに独自のデータ分析技術を駆使して、ビジネスに有効活用できるようにするというもの。既に、小売業や製造業など複数の企業から、画像認識技術の活用に関する引き合いがきており、また、一部実証実験も始まりつつあることから、サービスを開始することにしたという。
アドベンチャー<6030>=急伸し年初来高値更新。
同社は15日の取引終了後、世界最大の旅行サイト「トリップアドバイザー」の運営法人であるトリップアドバイザー社と航空券などの予約販売サイト「skyticket」の情報提供で業務提携することを発表、これを好感した。今回の業務提携によって旅の予約から計画までをサポートする世界最大の旅行サイト「トリップアドバイザー」で「skyticket」が取り扱っているサービスの検索が可能となり、ユーザー数や予約数のさらなる増加が期待される。
イワキポンプ<6237>=大幅反発し年初来高値更新。
15日の取引終了後、残留塩素計の設計・製造を行うテクノエコー(埼玉県入間市)の株式を26日付で取得し子会社化すると発表しており、業容拡大につながるとの期待感から買いが入っているようだ。今回のテクノエコー子会社化は、イワキポンプのケミカルポンプとテクノエコーの残留塩素計を組み合わせ販売することで、顧客の細かな要望に対応できるするのが狙い。取得額は3億7900万円で、イワキポンプはテクノエコー発行済み株数の70%(議決権ベース)を所有することになる。なお、17年3月期業績への影響は軽微としている。
夢の街創造委員会
<2484>=反発。
15日の取引終了後、朝日新聞社(大阪市北区)と業務提携契約を締結すると発表しており、利用者層の拡大を期待した買いが入っている。今回の提携は、夢の街創造委員会が8月に開始した「配達代行モデル」によるデリバリーサービスの展開加速が目的。提携により、夢の街創造委員会はエリア展開にあたっての出前ニーズの多い地域の選定と加盟店開拓を担う一方、朝日新聞社取引先の新聞販売店「ASA」は、各加盟店へのデリバリー代行サービスを担うことになる。