ユーロドルの動向に注意・・・・・
しかし、イタリアの国民投票が終了した事による材料出尽くしのユーロ買い戻しの流れが強まった事が、ドルの上値を抑え、NY時間昼前から、米国株、米国債利回りが上昇幅を縮小する展開に移行。この為、ドル円も昼過ぎには113.10円台まで急反落となりました。
流石に、このレベルでは、投資家の押し目買いが入って、ドルは反発。113.80円台まで値を戻してNY時間を終えました。本日の東京時間には、日経平均株価が反発した事もあって、ドル円も比較的堅調な推移を続け、一時は114円台を回復する動きを見せました。
本日の海外市場でも、ユーロの動向が為替市場全体の方向感を左右しそうです。明後日にECB理事会が予定され、ECBのテイパリングに関する思惑が強まり易い状況下、ユーロドルが上昇を継続する可能性があります。その場合、ドル売りが強まる可能性があり、ドル円も神経質な揉み合いとなりそうです。