平均時給の伸びに注目・・・・・
しかし、ECB関係筋が、「来週のECB理事会で、QE延長を話し合う他、将来的なQE打ち切り方針の検討も行う」と述べると、欧州債利回りが急騰。これを受けて、ユーロドルが急騰した為、今度はドル売りの流れが強まり、ドル円も一時114円割れとなりました。
本日の東京時間には、114.10円付近で取引を開始したドル円が、日経平均株価反落を材料に、113円台に下落。一時は、113.60円付近まで下げ幅を拡大しました。現在は、落ち着きを取り戻し、114円手前まで値を戻す展開となっています。
今夜、海外時間には、米雇用統計の発表が予定されています。トランプ氏勝利により、インフレへの警戒が強まっているだけに、平均時給の伸びが予想を上回ると、米国債利回りが一段高となり、ドルも上昇して、115円の大台乗せを試す展開となるかもしれません。