ピクセルカンパニーズ<2743>=ストップ高で年初来高値更新。
同社は22日取引終了後に、グループのハイブリッド・ファシリティーズが新たに小形風力発電(20キロワット未満)の取り扱いを開始したと発表。収益貢献は来期以降としており、これが買い手掛かりとなっているようだ。また、22日には一部メディアを通じて「自民党の二階俊博幹事長が、カジノを含む統合リゾート施設(IR)整備推進法案に関して審議入りに前向きな姿勢を示した」と伝えられていることなどを背景に、カジノ関連としての注目度も高いもよう。なお、同社は2日に、カジノ用ゲーム機の開発・販売を行うLTゲーム社(LTG社、英領ヴァージン諸島)と販売契約を締結したと発表している。
リミックスポイント<3825>=後場急動意。
同社はきょう、子会社のビットポイントジャパンを通じてトムソン・ロイターの情報端末サービスにビットコインの価格情報を提供することを決めたと発表した。今年12月上旬に1時間おきの価格を24時間配信(土日を除く)し、来年1月上旬には24時間365日でリアルタイム価格を配信する予定。同社ではロイターに価格情報を提供することで、国内における仮想通貨取引所のスタンダードになることを目指すとしている。
大平洋金属<5541>=連日の年初来高値更新。
ロンドン金属取引所(LME)で23日、ニッケル3カ月物は前日比230ドル高の1トン当たり1万1600ドルに上昇、年初来高値圏に買われている。トランプ米次期大統領のインフラ投資など景気拡大策への期待感に加え、フィリピンでの一部鉱山の操業停止の動きもあり、ニッケル価格は上昇基調にある。同社株はニッケル価格との連動性が高く、再評価機運が高まっている。
市光工業<7244>=急騰し年初来高値更新。
仏ヴァレオ・バイエンは22日の取引終了後、同社に対してTOBを実施すると発表。TOB価格は1株408円。買い付け予定株数は2258万2468株で下限は1778万1048株。買付期間は11月24日から17年1月12日まで。この日はヴァレオによるTOB発表を受け同社株に買いが集まっている。ヴァレオは現在、市光工の31.58%の株式を保有している。今回のTOBで予定株数を取得した場合、ヴァレオによる所有割合は55.08%に上昇し、市光工は同社の連結子会社となるが、東証1部市場での株式上場は維持される見通しだ。
第一化成
<4235>=ストップ高。
同社は22日の取引終了後、持ち分法適用関連会社である米国の高機能ポリウレタン合成皮革マーケティング会社「Ultrafabrics」(Uf社)の持ち分84.21%を創業者などから取得し完全子会社化することを発表した。第一化成が開発・製造し、Uf社が販売するハイエンド合成皮革は、優れたデザイン性(色、柄)と高い機能性(触り心地、通気性、耐久性など)により、自動車、航空機の内装材、また高い耐摩耗性が求められる家具・シート材として注目を集めている。
T&Cメディカルサイエンス<3832>=ストップ高。
同社は22日、超指智能科技発展(上海)と業務提携に関する基本合意書を締結したと発表。これが材料視されているようだ。超指智能科技は、中国初の指紋認証企業として上海店頭市場に登録されている企業。T&Cメディカルは今後、EndoSCA(幹細胞を培養する際に生み出される上清中に分泌された液性成分のことで、幹細胞移植と同等の治療効果を持つといわれる)による再生医療の臨床のため、EndoSCA培養施設を病院内に設置していく予定であり、高度なセキュリティー対策が不可欠なことから、超指智能科技との業務提携に関する基本合意に至ったという。
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