正月を見据え、毎年恒例の「あの銘柄」を一本釣り

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最新投稿日時:2016/11/13 11:42 - 「正月を見据え、毎年恒例の「あの銘柄」を一本釣り」(本村健)

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正月を見据え、毎年恒例の「あの銘柄」を一本釣り

著者:本村健
投稿:2016/11/13 11:42

◆相場格言でも申・酉騒ぐ。来年の酉年も騒がしい1年になる。

※11/13 誤字修正


今週は、東京で冬の訪れを告げる「木枯らし1号」が観測された。
11月も早いもので中旬、ずいぶんと寒くなってきたものだ。

米大統領選で予想を覆して勝利した「トランプ氏」。あれだけ沢山の人口や人種がいて自由の象徴であるアメリカだが、国民の所得格差が彼に期待と希望を託した結果だと思う。

氏の悪い部分を挙げればキリがないのだが、「孫正義」が日本の総理大臣になったと考えれば、経済やマーケットにとってはプラスのイメージも湧くことだろう。ネガティブになり過ぎないのが一番だ。

それにしても今年は、「まさか」続きの一年間。

まさか、イギリスがEUを離脱するとは!
まさか、クリントン氏が負けるとは!

せめてトランプ次期大統領が就任する1月20日までは穏やかに過ごしたいところだが、日程を見る限りは難しい。
12月には利上げが控えており、新興市場では散々噂され続けていたZMPが上場。これだけでもお腹いっぱいだ。

相場格言でも申・酉騒ぐ。

申年が過ぎても来年の酉年も騒がしい1年になるのは、今からわかっている。

また、年末にかけて翌年の「干支銘柄」が物色されることも、毎年の風物詩としてよく知られている。

酉年の筆頭候補と言えば(6363)酉島製作所だが、他にも(2587)サントリーに(3397)トリドール(3193)鳥貴族と「トリ」が付く企業は多数ある。

業績面の良い銘柄であれば、干支物色に期待して保有してみても面白いのではないだろうか。


◆週明け相場もやはり「ロシア関連」か?

週明けは重要イベントを通過したことで、投資家のリスクオン姿勢が強まるものと見ている。

3月期企業の決算は終盤を迎えるが、発表された内容は想定よりも良好なものが多く、指数の上昇に併せて業績の見直し買いが期待できそうだ。

また、個人的にはロシア関連銘柄が相場を作ると考えている。

来月15日にプーチン大統領の訪問が予定されているだけでなく、トランプ次期大統領とプーチン大統領の関係が良好なことも、ロシア関連に関心が向きやすい要因だ。

「本命」については(9380)東海運と、過去のコラムで紹介した(4616)川上塗料も動意づいてくるかと見ている。

まだ他にもロシア関連の個別株の動きは注視しており、今後の時期とタイミングが合えば出したいと考えているので、お楽しみに。


★個人的に気になる銘柄

(6742)京三製作所

今週は、京三製作所に注目したい。

同社は、信号大手の一角、鉄道信号が主力で半導体応用機器に注力している会社。

「東京メトロ」がホームドアの設置計画の前倒しを発表したが、銀座線では各駅の設置計画を最大10か月前倒しする予定だ。
さらに、2019年度までに東西線と半蔵門線の13駅にも設置する事が決まった。

17年3月期の中間決算時点では25.56億円の営業赤字としているが、四季報予想の30億円の赤字と比較すると赤字幅は小さく、業績面に対する見直し買いも見込める銘柄だ。

本村
本村健
株式会社SQIジャパン 金融コンサルタント
配信元: 達人の予想

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