買い付け期間は7日から
┗ユナイテッドアローズ(7606)
*11/08追記
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*11月08日追記
大方の予想に反し、トランプ氏が大統領選を勝利しました。流動性がある市場で開いていたのは東京市場だけだったこともあり、日経平均は一時下げ幅を1000円超に広げる全面安。東証1部の97%の銘柄が値下がりしました。
ただ、日経平均先物はナイトセッションで16700円を回復し、徐々に下げ幅を縮小する動きが見られています。本日の919円安は過剰反応だった可能性があるため、円高の影響を受けにくい内需株を中心に、ひとまず買戻しが先行するのではないでしょうか。
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カジュアル衣料、雑貨を中心としたセレクトショップを展開。自社企画のオリジナル商品も展開しています。
同社株は今年2月上旬に6,120円まで上昇したものの、天候不順による既存店売上の不振、証券会社による目標株価の引き下げなどを受け、半年ほどで半値以下まで値を落としていました。
低調な株価を見兼ねたのでしょうか。10月28日に60億円を上限とする自社株の取得を発表しました。
60億円、300万株を上限に自社株の取得が行わますが、発行済み株式総数の9.9%という規模が大きい自社株買いとなります。
買い付け期間は決算明けの11月7日からで、さっそく本日より自社株買いが行われる可能性があります。
今期の決算見通しを下方修正するなど業績はさえませんが、配当は年72円で据え置き、利回りは2%台半ばと妙味がある水準です。
自社株買いによる需給改善期待から、引き続き下値を切り上げる展開が期待できると予想します。
小野山 功