◆昨年高値にトライするか?
先週1日の取引終了後に、2017年3月期第2四半期の決算を発表しました。
第2四半期は前年同期比で売上高が-3.4%、純利益が-1.2%といまひとつの結果でしたが、通期の利益を6.8%上方修正し、過去最高益を更新する見込みが評価されました。
堅調な業績が好感されて大幅に上昇したのですが、先週の上昇で年初から続いた保ち合いを上に抜ける動きになったことが注目されます。
今年の安値は年初1月の2085円ですが、その後はおよそ2250円から2600円程度の往来が続いていました。
そして、決算を受けてつけた高値が2781円で、保ち合いの上値を抜けています。9ヶ月程度も続いた保ち合いを抜けたのは大きな変化と考えられるため、上昇トレンド継続に期待できそうです。
上値の目標は心理的な節目の3000円台と昨年8月につけた高値3235円になりそうです。
ただし、短期的な上昇で過熱感もあるため、押し目買いスタンスで望んだ方が良さそうです。