上場直後の需給に注目
狙いはやはりTOPIX買いに向けた上場後1か月間の動きです。これは上場時の規模でJR九州より大き目だった郵政や規模は小さいものの話題の銘柄であったLINE株の値動きが参考になると思われます。
郵政3社は上場後、初値を付け翌月の末に向け順調に株価を上昇させました。その後業績鈍化懸念により公募割れ水準まで株価が売られました。一方でLINEに関して言えば、前予想をはるかに超えて初値が付きました。4900円の初値がついた後、一旦3780円まで株価が下がりましたが、その後はTOPIX買いに向けて4800円程度まで株価が上昇したことは記憶に新しいところです。
今回のJR九州も上記話題銘柄の過去の値動きに準じて考えて見ると、2700円~2900円程度の初値では買いを狙いたい所です。相場が良くなってきているタイミングであるうえ、公募で異常なくらい人気があったことがわかっているので初値は想定よりも高くなることも考えられます。その時にはいったん様子見姿勢を保ち、3000円割れになるのをみて買いにいくのもありかもしれません。