カイオムが富士レビオとの共同研究開発期間を終了

　カイオム・バイオサイエンス<4583.T>がこの日の取引終了後、みらかホールディングス<4544.T>傘下の富士レビオとの間で、２０１０年９月に締結したＡＤＬｉｂシステムの「実施権許諾および共同研究開発契約」における共同研究開発を、期間満了のため終了したと発表した。

　富士レビオは、共同研究開発の成果として、これまでにＡＤＬｉｂシステムを用いて取得した抗体を使用したビタミンＤ測定用キットを開発し、欧州で上市している。カイオムでは今後も、上市済みであるビタミンＤ測定用キットを含め、共同研究開発の中でＡＤＬｉｂシステムを用いて取得し特異的抗体を使用した診断薬キットについて、製品販売売り上げに応じた一定のロイヤルティー収入を受領することとなっている。なお、１６年１２月期業績への影響は軽微としている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）