ジオスターが４連騰、セグメント好調でリニア関連の穴株として再浮上

　ジオスター<5282.T>が４連騰と上値追い態勢を強めてきた。コンクリート２次製品を手掛けるが、特にトンネルなど地下道路用工事向けの内壁材セグメントでは業界首位で高水準の需要を取り込んでいる。１７年３月期の連結業績予想については、営業利益段階で従来予想の１６億５０００万円から２０億円（前期比７８．７％増）へ上方修正、２２年ぶりのピーク利益更新が有望視されている。

　東京外環道向け案件が想定を上回る好調で収益を押し上げているほか、中期的には超大型プロジェクトであるリニア中央新幹線のトンネル工事向けセグメントで商機が膨らむ可能性がある。売買高は盛り上がりを欠いているものの売り圧力の乏しさが同銘柄の持ち味でもあり、再び４ケタ大台復帰を目指す展開に。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）