＜9/26～9/30＞今週の日経平均の動き

上昇トレンド継続もやや一服

日銀の金融政策決定会合とFOMCをという2つの大きなイベントを無事に通過し、いずれも市場からは好感する内容であったため、底打ちとも言えるような大幅上昇となりました。

今週からはイベントも通過したので、通常の相場に戻ってきますが、日本市場の内外で大きな変動要因がなくなったということが大きなプラス材料です。

このようなイベントがあるというのが事前に分かっていますから、イベント当日は値動きが激しくなるため、事前にポジションを解消しておいて様子を見ようという心理になります。

そのため、イベント日よりだいぶ前からポジションを整理するため、チャートの本来の流れに反した売りや買いが出てきてしまい、チャートを歪な形にしてしまいます。

しかし、これはイレギュラーな動きで、いずれ相場本来の流れに戻ってきますので、その流れさえつかんでいればイベントに振り回されずに、むしろ安く下がったところで買えるようなチャンスと言えます。


相場は引き続き上昇トレンドの中にあるため、買い目線で見ていますが、先週末が思ったより弱かったため、今週は若干の調整
かもみ合いとなるでしょう。

もし、相場がよければ再び17000円まで達成することも十分考えられますが、本当に重要なのは10月半ばで17200円を越えてくるかどうかになりますので、まだ現時点では何とも言えませんが、このまま大きな外的要因が発生しなければ達成し、年末に向けてもう一段階上のステージまで上昇相場になる可能性が高まります。

個別銘柄でもまだまだ出遅れている銘柄は多くありますので、出遅れ銘柄をチェックし、まだ動いていないうちにじっくりと拾っておきましょう。