主要な米経済指標目白押しも、レンジから大きくは逸脱しない…?

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最新投稿日時:2016/09/15 11:19 - 「主要な米経済指標目白押しも、レンジから大きくは逸脱しない…?」(武市佳史)

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主要な米経済指標目白押しも、レンジから大きくは逸脱しない…?

著者:武市佳史
投稿:2016/09/15 11:19

◆一目均衡表の雲下限に届かず、調整局面入り

※ご注意:予想期間は9月16日と表示されていますが、本日(9月15日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


103円序盤のドル売りを突破したドル円は、日足・一目均衡表先行スパンの雲下限(103.430円)を目指しました。
しかし届かず、次第に調整圧力が増していきました。
上昇一服となった米10年国債利回りが1.70ドル割れに転じたことも後押しとなり、ドル円は102円前半へと押し戻されていきました。
もっとも102円を割り込むほどの勢いはなく、下げ渋って昨日の取引を終えています。

◆注目は小売売上高、ただ…?

本日は主だった米経済指標が目白押し、中でも注目はGDPの約70%を占める個人消費動向につながる小売売上高であり、前回から改善が見込まれる除自動車のコア(前回:-0.3%、今回予想:+0.2%)が特に注目ということになります。
予想通りもしくは上回れば9月利上げの可能性が“ギリギリのところ”で残ることが考えられる反面、下回れば“完全剥落”としてさらにドル売りを招く危険性を孕んでいます。
もっともそれ以外はトレンドを左右するとは考えづらく、突っ込んだ売買は手控えられやすいと考えるのが自然です。

オーダー状況を見ると、20日移動平均線(本日は102.004円)/日足・一目均衡表先行スパン下限(同102.740円)付近にドル買い/ドル売りオーダーがそれぞれ集中している印象があります。
一喜一憂はあるにしても、当該レンジから大きく逸脱した動きは期待薄。
本日は前記レンジ内での揺れ動きを想定したいところです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:103.341(9/14高値)
上値4:103.136(ピボット1stレジスタンス)
上値3:103.000(大台)
上値2:102.740(9/13高値、日足・一目均衡表先行スパン下限)
上値1:102.659(日足・一目均衡表転換線、50日移動平均線)
前営業日終値:102.412
下値1:102.251(9/14安値)
下値2:102.151(9/13~9/14の61.8%押し)
下値3:102.003(20日移動平均線、大台、ピボット1stサポート)
下値4:101.917(日足・一目均衡表基準線)
下値5:101.578(ピボット2ndサポート)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔マーケット・チェック15分Webセミナー〕にて公開。

11:48 ドル円 抵抗・支持ライン追加
武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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