<話題の焦点>=J-REIT、「変わり種」登場で活性化期待
J-REIT(不動産投信)は今年4月下旬に1981ポイントの高値を付けた後は、足もとで1840ポイント前後と7%強の調整となっている。
高配当利回りが魅力で、ミドルリスク・ミドルリターンの金融商品として人気が高いREITだが、足もとではやや上値が重い状況にある。今年1月末の日銀のマイナス金利政策の導入で高利回り商品のREITへの人気拡大が期待され、同指数は上昇した。しかし、その後、米国の早期利上げ観測の浮上が、逆風となったほか、特に夏場以降は国内の長期金利が上昇に転じたことが、REITの売り要因と受け止められた。
東証にはREITが56本上場しており、平均利回りは3.5%前後と超低金利時代のなかで、その高配当利回りには再評価余地がある。REITの代表商品である日本ビルファンド投資法人<8951.T>の配当利回りは2.6%前後だが、サムティ・レジデンシャル投資法人<3459.T>が6.4%前後、日本リート投資法人<3296.T>が5.8%前後にあるなど4%を超す高配当利回りは少なくない。
また、8月31日には温泉に特化して投資する世界初のREITである大江戸温泉リート投資法人<3472.T>が上場するなど変わり種も登場。地方の商業施設やホテル、オフィスなどに投資するマリモ地方創生リート投資法人<3470.T>も7月下旬に上場した。注目を集めた大江戸温泉は初値が公開価格割れとなったものの、海外では刑務所やカジノ、ゴルフ場などの特殊資産に投資するREITもあり、日本国内でも投資対象のさらなる多様化が期待されている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
高配当利回りが魅力で、ミドルリスク・ミドルリターンの金融商品として人気が高いREITだが、足もとではやや上値が重い状況にある。今年1月末の日銀のマイナス金利政策の導入で高利回り商品のREITへの人気拡大が期待され、同指数は上昇した。しかし、その後、米国の早期利上げ観測の浮上が、逆風となったほか、特に夏場以降は国内の長期金利が上昇に転じたことが、REITの売り要因と受け止められた。
東証にはREITが56本上場しており、平均利回りは3.5%前後と超低金利時代のなかで、その高配当利回りには再評価余地がある。REITの代表商品である日本ビルファンド投資法人<8951.T>の配当利回りは2.6%前後だが、サムティ・レジデンシャル投資法人<3459.T>が6.4%前後、日本リート投資法人<3296.T>が5.8%前後にあるなど4%を超す高配当利回りは少なくない。
また、8月31日には温泉に特化して投資する世界初のREITである大江戸温泉リート投資法人<3472.T>が上場するなど変わり種も登場。地方の商業施設やホテル、オフィスなどに投資するマリモ地方創生リート投資法人<3470.T>も7月下旬に上場した。注目を集めた大江戸温泉は初値が公開価格割れとなったものの、海外では刑務所やカジノ、ゴルフ場などの特殊資産に投資するREITもあり、日本国内でも投資対象のさらなる多様化が期待されている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
関連銘柄
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8951
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122,400.0
(12/30)
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-700.0
(-0.56%)
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3459
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93,000.0
(12/30)
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-1,000.0
(-1.06%)
|
3296
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76,100.0
(12/30)
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-500.0
(-0.65%)
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3472
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65,600.0
(12/30)
|
+200.0
(+0.30%)
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3470
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105,000.0
(12/30)
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-600.0
(-0.56%)
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