8月下旬に立会外分売を実施
┗あんしん保証(7183)
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*9月7日追記
円が101円台まで急上昇したため、主力株には売りが先行し、日経平均株価は3日ぶりの反落となりました。
反面、為替の影響を受けにくい内需株が多いこともあり、新興市場には引き続き資金が流入しました。
7日のジャスダック、マザーズともに上昇し、これで続伸は8日連続です。これで新興株の潮目が変わった可能性がありそうです。
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家賃の保証事業が主力。親会社のアイフル傘下のクレジットカード会社、ライフカードと提携し、「ライフあんしんプラス」などのサービスを展開しています。
昨年11月に東証マザーズ市場に上場しましたが、株主数が1100人程度に留まっていました。
会社では8月25日に立会外分売を実施。29万株を売り出していますが、一人あたりの買い付け株数の上限が「100株」に設定されていることから、株主数の増加を狙いであることが明らかです。
一株当たり1237円で29万株の分売が終了しており、立会外分売の実施による株主数は2900人増加した公算が高いでしょう。
東証マザーズから本則市場(1部・2部)上場要件が緩く、株主数が2,200人の要件を満たせば、同社も1部昇格が視野に入るとみられます。
金融業にとって、「東証1部上場」と名乗れることは信用力向上、ひいては収益拡大にも寄与することになります。
近く1部昇格が期待できるのではないかとして、同社株に注目しています。小野山 功