◆ジャクソンホール前の幕間つなぎで材料株物色
ジャクソンホールで行われる経済シンポジウムは、1987年から毎年8月末に行われているイベントなのですが、昔はそれほど意識されるイベントではありませんでした。
しかしながら、世界的な景気が停滞して、中央銀行の政策が手がかりになりやすく、最近は投資家の注目を集める大きなイベントになっています。
株式市場も為替市場もイベント前で全体には動きにくくなりそうとなれば、材料株に投資家の関心が向かいやすくなりそうです。
先週末の新聞報道をきっかけに、『電線地中化(無電柱化)関連』の材料株が動意付きました。電線地中化関連は小池都知事の就任で7月下旬にかけて相場になり、2週程度の調整からの再動意です。
東京オリンピックに向けて電線の地中化は国策になっているため、息の長いテーマになる可能性を秘めています。
ただし、短期売買中心で派手に動いていますから、ジャクソンホール前の材料株物色を想定した短期スタンスの注目です。