新明和工など防衛関連株に物色の矛先、参院全議席数の3分の2達成で改憲機運に高まり
新明和工業<7224.T>が6日ぶりに5%超の大幅高。東京計器<7721.T>、日本無線<6751.T>なども反発に転じたほか、豊和工業<6203.T>は3日続伸と、防衛関連株に位置付けられる銘柄に短期資金の矛先が向いている。10日に投開票された参院選では自民・公明の与党が大勝し、参院でも議席数が「改憲」に必要な全議席数の3分の2を占めたことから、安倍首相の念願でもあった改憲機運が高まりをみせている。現時点では思惑先行とはいえ、防衛省と取引実績の厚い防衛関連銘柄には予算面で追い風が吹くとの見方が買いを引き寄せているもようだ。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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