利上げの可能性に言及できるか?
本日の東京時間には、米国株上昇を好感して大幅続伸してスタートした日経平均株価が、次第に伸び悩む展開となり、早朝に一時的に103円台を試したドル円も102円台半ばまで再び失速する展開となりました。
先程、中国人民銀行が人民元の下落を容認するとコメントした事がやや不安材料となり、リスク志向を減退させている模様で、欧州株も現在、小幅反落してのスタートとなっています。
この後の海外市場では、ブラード・セントルイス連銀総裁の発言が注目されます。英国民投票の結果を受けても、総裁が年内の利上げの可能性に言及出来るかによって、ドル円の方向性も左右されそうです。