ライトオンが反落、第３四半期は６２％営業増益も利益確定売り

　ライトオン<7445.T>が反落。２８日の取引終了後に発表した第３四半期累計（１５年８月２１日～１６年５月２０日）単独決算を発表し、売上高は６７１億６４００万円（前年同期比１３．０％増）、営業利益は４５億２９００万円（同６２．３％増）、純利益は２５億４３００万円（同７７．１％増）と大幅増益となったが、好決算期待の買いで前日まで大幅続伸となっており、利益確定売りが優勢となっているようだ。

　第３四半期末までに２０店舗を新規に出店（退店１３店舗）したことに加えて、店舗活性化のためのリニューアルの積極的な実施や、より訴求力の高い新什器の展開などが寄与し既存店売上高が好調に推移したことが業績向上に貢献した。また、商品別では第３四半期に入り、気温の上昇とともに前倒しで投入した夏の主力商品であるＴシャツが好調に推移し、売り上げを牽引した。

　なお、１６年８月期通期業績予想は、売上高８７０億円（前期比１１．２％増）、営業利益３７億円（同５９．９％増）、純利益１８億円（同２．４倍）の従来予想を据え置いている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）