底値を割れてドル売りが加速してこれからは【2016/06/16-06/19】

下値支持線にそってのドル売り継続

前回、下値支持線を割り込んで5月につけた1米ドル105円台を割り込んだ場合には加速する可能性があると解説しました。6月16日現在、1米ドル103円台までドル売りが進行しています。

さて、気になるのは今後の動きです。

依然として、ドル円は下値支持線にそってのドル売りが進行しています。現在、下値支持線を割り込んだことで水準を下げました。短期的なレンジは、105円00銭前後から103円50銭前後に設定し、戻りを試す可能性もあるかもしれません。

ただ、長期的にドル円を考えた場合、底打ちをしたとは断言できません。上昇トレンドの押し目であれば、半値押しの水準である102円前後が考えられます。底打ちには相当の時間がかかります。しばらくは短期売買で、吹いたら売り、もしくは戻り売り戦略が良いでしょう。