米失業保険申請に注目・・・・・
しかし、米週間原油在庫統計が予想以上に減少していた事を切っ掛けに、原油先物相場が続伸し、約8ヶ月ぶりに51ドル台を回復。この影響で米国株が引けに掛けて上昇幅を拡大した為、ドル円は107円台まで反発し、107.00円付近でNY時間の取引を終えました。
しかし、東京時間の朝方に発表された、我が国の4月機械受注が予想を大幅に下回る弱い数字となり、日経平均株価が反落スタートとなり、次第に下げ幅を拡大した事もあって、ドル円も上値の重い展開に移行。現在、昨日の安値を下回り、106.40円台まで下げ幅を拡大しています。
本日は、米失業保険申請件数の発表が予定されています。先週の雇用統計が失望的な数字となった事から、いつもよりも注目を集めるかもしれません。市場予想は27万件となっており、予想通りなら、ドルは買い戻されると思われますが、弱ければ、ドル円は105円台を試しそうです。