建設株に買い流入、サミット議長国として“有言実行”の財政出動期待
全般悪地合いのなか、大成建設<1801.T>や清水建設<1803.T>など大手ゼネコンがしっかりした動きをみせるほか、大豊建設<1822.T>、熊谷組<1861.T>、前田建設工業<1824.T>など建設株の一角に買いが集まっている。市場では「主力輸出株が手掛けづらいなか、消去法的な買いが向かっている。材料としては伊勢志摩サミット通過後に“有言実行”で補正予算に対する期待感がある」(国内投資顧問)と指摘。そのなか、「仮に消費増税延期がなかった場合は、20兆円規模の補正編成が必要との見方も出ていることから、公共投資需要の取り込みが加速する建設が狙い目とみるのは自然な流れ」(同)との見解を示していた。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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