各種数字も優等生で、先行きは期待できるものの乖離13%を意識するタイミング
ウエハ洗浄装置では世界的企業として評価されています。液晶製造装置、印刷機器も手掛け順調です。
主力の半導体装置においてメモリ向けが好調で、前期は赤字だった液晶装置が盛り返して業績に大幅寄与となりました。
こうしたことから営業増益幅は拡大し、2円増配予定です。
さらに17年3月期は顧客の設備投資ニーズを受け営業利益はなお伸びるとみられます。
株価展開は5月半ばにかけ800円割れ直前まで調整しましたが、ここにきて盛り返し、1032円へと急騰。
PER11.9倍、PBR2.04倍、利回り1.36%、信用倍率0.77倍と各種数字も優等生で、先行きは期待できるものの、スピード感を伴って株価が伸びた反動安も警戒したいところです。
テクニカル面では
プラス乖離13%に到達
ボリンジャーバンドでプラス3σ値は1050円
なので儲かっているなら利確も検討したいところですね。
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