堅調な地合いが維持できるか?・・・・・
本日の東京市場でも、朝方は日経平均株価が大幅続伸となった事や仲値でのドル不足の観測により、109円台前半での推移を続けました。しかし、個人投資家による110円をバックにした戻り売りや輸出企業の売りは旺盛で、午前中の内に、108円台後半に反落となりました。
本日の海外時間には、米週間原油在庫統計と米10年国債入札程度の材料はあるものの、他に重要な経済指標の発表は予定されておらず、要人発言もECB関係者によるものに限られている為、ドル円は、欧米株価や原油相場を睨んでの展開を継続するものと思われます。
テクニカル的には、一目均衡表の基準線が108.70円付近にあり、このレベルで下支えられるかが、明日以降の相場の方向性を決める事にもつながる為、注目されます。堅調な地合いが維持されれば、明日のFRB関係者の発言等に期待がつながります。