ドルの押し目買い継続で・・・・・
しかし、時給の伸びが前年比で予想を上回っていた他、昼過ぎにダドリーNY連銀総裁が「雇用統計、自身の経済見通しに大きく影響しない」「年内2度の利上げ見通し、依然として妥当」と述べた事から107円台前半まで反発。そのまま、NY時間での取引を終えました。
週明け東京市場でも、日経平均株価が7営業日ぶりに反発した事や、原油価格の堅調な推移がインフレ期待を強めるとの見方から、ドル円は一時、107.70円付近まで上昇。その後も、ドルは107円台半ばでの底堅い推移を続けています。
本日は、米・経済指標の発表予定が無い為、エヴァンス・シカゴ連銀総裁等の要人発言や欧米株価、原油動向を睨みつつの展開となりそうです。唯、賃金上昇により米6月利上げ観測は完全には払拭出来ず、これがドルの下値を支える事となりますので、ドルの押し目買いは有効だと思われます。