ビッグ・イベントを前に揉み合い継続へ・・・・・
本田・内閣府参与が米WSJ紙とのインタビューで、「日銀は6月に追加緩和すべき」と述べた事が伝えられると、110.80円台まで急落する局面も見られました。しかし、個人投資家の押し目買いや海外勢のショートカバーにより、直ぐに111円台を回復する展開となりました。
本日の東京時間にも日経平均株価が続落となり、月末が迫っている為、本邦輸出企業からの実需のドル売りも継続した事から、ドル円は111円の大台を割り込み、上値の重い展開に移行。昨日の海外時間安値を下回り、110.70円台まで下げ幅を拡大しています。
今夜は、米耐久財受注や消費者信頼感指数等の発表が予定されており、指標睨みで神経質な推移が続きそうです。一方、明日のFOMC、明後日の日銀決定会合の結果発表を前に、様子見気分も強いものと思われます。この為、方向感に乏しい展開を予想せざるをえません。