<8925>アルデプロ
同社が3月16日の大引け後に発表した決算内容によると16年7月期第2四半期累計の連結経常利益は前年同期比11倍の19.9億円に急拡大し、通期計画の32億円に対する進捗率は62.2%に達し、さらに前年同期の9.8%も上回ったとある事から上方修正が出る可能性が考えられます。
2月16日から導入されたマイナス金利の影響で市場金利が低下しており、不動産業界はその恩恵を大きく享受しています。有利子負債負担の低減に加え、調達金利低下が利益採算を向上させるほか、銀行の相次ぐ住宅ローン金利引き下げの動きもプラスに働くでしょう。
チャート上は、17日に高寄りした後利食い売りに押される形となりましたが、18日には反発が確認でき、終値では5日移動平均線を抜いてきましたのでまだ買い意欲は旺盛と見ます。