【買い】日成ビルド工業(1916) 震災から丸5年、「プレハブ」が引き続き好調

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最新投稿日時:2016/03/14 08:41 - 「【買い】日成ビルド工業(1916) 震災から丸5年、「プレハブ」が引き続き好調」(小野山功)

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【買い】日成ビルド工業(1916) 震災から丸5年、「プレハブ」が引き続き好調

著者:小野山功
投稿:2016/03/14 08:41

期末に14円の一括配当、利回りは3.5%

■注目銘柄
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*3月16日追記

心理的節目の400円が意識され、上値が重い推移です。同社は一株当たり「14円」の期末配当に加え、設立55周年を迎えるにあたり、株主優待制度の新設を発表しています。本社を構える「金沢の特産品」がもらえるとのこと。

配当利回りだけでも3.5%超と魅力的で、さらに株主優待のおまけつきです。17日未明の米連邦公開市場委員会の結果発表を通過すれば、配当取りの動きが出てくるのではないでしょうか。

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日成ビルド工業(1916)

プレハブ方式のシステム建設、立体駐車場の建築が主力。被災地における仮設住宅の建設を請け負い、震災後に売上げを2.4倍に伸ばした企業です。

震災後の2012年3月期の21.9億円(前年比8.8倍)が2000年以降の最高益でしたが、前期に震災直後の最高純益を更新しました。

2020年の東京オリンピック開催が決定した後、都心の再開発ラッシュで建設費が高騰しています。

そのため、コンビニ各社が新規出店にあたってシステム建設(プレハブ方式)の店舗を増やしており、同社への受注が増えているとみられます。

今期の連結最終利益は26億円(前年比8.6%)と、4期連続で増益を達成する見通しです。第3四半期時点で通期計画に対する進捗率が78.7%(目安は75%)と良好ですので、計画から上振れる可能性もあります。

また、同社は配当金について、中間配当を実施しておらず、期末に一括して年間の配当を実施します。

今期は一株当たり「14円」の年間配当を予定しており、配当利回りが3.5%(3月11日現在)と高いことから、28日(月)の権利確定日に向けて、配当取りの買いが株価の下支えになりそうです。

小野山 功
小野山功
株式会社SQIジャパン 金融コンサルタント
配信元: 達人の予想

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