ユーロドル急落でドル高となるか?・・・・
これが豪ドル、加ドル等の資源国通貨を対ドル、対円で押し上げた他、米国株も上昇し、クロス円が全面高となりました。この為、ドル円もNY時間には、右肩上がりの展開を続け、113.40円台まで上昇し、高値圏でNY市場での取引を終えました。
本日の東京時間にも、日経平均株価が反発し、ドル円も堅調な展開を継続。一時、113.80円台まで上げ幅を拡大しました。しかし、本日の海外時間にECBの金融政策理事会を控えており、徐々に様子見気分が広がり、動意薄の展開に移行しています。
ECBは、追加利下げ、資産買入額の期間延長や増額等が期待されています。市場では月額100億ユーロの買入額増額を予想していますが、それ以上の増額となれば、ユーロ売り・ドル買いが強まり、全般的なドル買いの流れにつながれば、ドル円も114円台回復となるかもしれません。