ポンド売り強まればドル反発も・・・・・
一方、フィッシャー・FRB副議長は「インフレの最初の現象が起こっている可能性がある」と指摘し、その一方で、ブレイナード・FRB理事は「金利調整は慎重に行うべき」と正反対の意見を陳述。この為、これらの発言は材料視されませんでした。
本日の東京時間には、中国の貿易収支に対する警戒感から、午前中に日経平均株価が急落。これを受けて、ドル円も112.70円台まで下げ幅を拡大する局面が見られました。しかし、午後になると株価も下げ渋り、ドル円は現在、113円の大台を回復しています。
本日は、米経済指標の発表は無く、ユーロ圏GDPも改定値の発表の為、余り材料視されそうもありません。一方、カーニー・BOE総裁の発言が予定されており、当分、政策金利を据え置く事を表明しそうです。その場合はポンド売り→ユーロ売り→ドル買いと云う流れになるかもしれません。