雇用者数と時給の伸びがカギ・・・・・
その後、個人投資家による押し目買いが入った事や、豪ドル、ユーロ等が対ドルで大幅上昇となった事もあって、クロス円が上昇。これが全般的な円売りにつながった事もあって、ドル円も、113円台後半まで値を戻して、NY時間を終えました。
本日の東京時間には、黒田日銀総裁が、「現時点で、更にマイナス金利を下げる事は考えていない」と述べ、日銀の追加緩和観測が後退と見て、ドル円は一時、113円台前半まで下落。しかし、日経平均株価が約1月ぶりに17,000円台を回復し、現在は113円台後半で底堅く推移しています。
本日の海外時間には、注目の米・2月雇用統計の発表が予定されています。市場予想では非農業部門雇用者数が19.5万人増、時給の伸びが前月比0.2%増となっており、これらが予想を上回れば、チャート上のポイントとなっている2月高値114.87円を上抜け、ドルの上昇基調が強まるものと思われます。