ISM強ければ、ドル円は上昇へ・・・・・
それでも、個人投資家の押し目買い等が入った事や、中国人民銀行が、預金準備率の引き下げを発表した事等が相俟って、ドル円は、一時、113円台を回復する動きも見られ、結局、112円台後半での揉み合いの中、NY時間を終了しました。
本日から3月相場となりましたが、東京時間開始とともに仕掛け的なドル売り・円買いが入り、一時、112.10円台まで下げ幅を拡大しました。しかし、日経平均株価が上昇して引けた為、午後には、112円台後半まで値を戻しています。
本日の海外時間には、ユーロ圏の製造業PMI、米ISM製造業景況指数等の発表が予定されています。ユーロ圏PMIが弱いものとなれば、ユーロ売りが強まりそうですが、ユーロドル下落がドルを押し上げれば、ドル円は下げ渋り、米ISM指数が強い数字となれば、113円台後半まで値を戻す局面も見られそうです。