海外ゲームデベロッパーの日本進出を支援するマーケティングの提供も開始
主軸ビジネスの市場の成長を受け、同社の発表した2016年9月期第1四半期(15年10-12月)決算においては
売上高が前年同期比28.2%増の8.93億円
営業利益=2.1倍の1.37億円
経常利益=2.3倍の1.50億円
四半期純利益は2.9倍の0.98億円
となり、順調な展開となっています。
同時に16年9月期第2四半期の業績予想を修正し、
売上高を従来の15.81億円から前年同期比23.9%増の17.40億円
営業利益を1.34億円から同59.2%増の1.90億円
経常利益を同1.56億円から同45.9%増の2.02億円
四半期純利益を0.90億円から74.2%増の1.31億円
へと、それぞれ上方修正しました。ちなみに当期純利益は同10.0%増の2.11億円を見込んでいます。
取引先が増加しているほか、海外ゲームデベロッパーの日本進出を支援するマーケティングの提供を開始したり、人工知能型画像認識システムてで模倣品画像検知システムをリリースしたりと成長ビジネスにシフトしている点も業績に寄与しているようです。
さて、株価ですが、分割による需給軟化を5ヶ月強の時間をかけて消化しつつあったところに業績向上のニュースが出てきたことで650~950円前後の幅をゆったり展開してきた流れから、トレンドを変えてきそうな気配です。
そこで、
買い目標 800円前後
売り目標 目先900円台後半
と見立てて、注目したいと思います。