117円台では個人投資家の押し目買いも・・・・
この為、ドル円は120円丁度付近から117.05円付近まで断続的に売り込まれ、ユーロドルも1.0900ドル付近から1.1145ドル付近まで大幅高となりました。一方、OPECと非OPEC6ヶ国が緊急会合開催に同意との報道もあり、原油相場は大幅高。しかし、此方もドル売り材料となり、ドル円の買い材料とはなりませんでした。
本日の東京時間には日経平均株価が続落した事がドル円の上値を抑え、118円台前半では伸び悩む展開となる一方、原油相場も堅調な地合いを維持している事から、ドルを売る動きも限定的なものに留まり、117円台では、個人投資家さんの押し目買い意欲もそれなりに強まっています。
今夜の海外時間には、ドラギ・ECB総裁はじめ、多くのECBとFRB高官の発言が予定されており、注目されそうです。ドラギ総裁が1.10ドルを超えているユーロドルに対して、不快感を表明すれば、ドルが買われ、ドル円も多少は連れ高となるかもしれません。一方、FRB関係者からのハト派的な発言には引き続き注意が必要となりそうです。