強ければ120円台回復も・・・・
又、昨日の米国債市場でも、世界経済見通しが悪化しているとして、買いが殺到。中長期ゾーンの米国債利回りが軒並み、10bp(=0.10%)以上の大幅な低下を見せました。これもドル円の重石となり、結局、120円の大台を割り込んでNY時間を終えました。
本日の東京市場でも時間外取引の原油先物相場は続落。日経平均株価も大幅に値を消し、日銀のマイナス金利導入により上昇した分の半分以上を失ってしまいました。この為、ドル円も119.40円台まで下げ幅を拡大する動きを見せました。
今夜は、米国でADP雇用者数とISM非製造業景況指数の発表が予定されています。米利上げ継続の為には、雇用情勢が強さを維持する事が必要条件であり、5日の雇用統計を占う上でもADPとISMの雇用項目は注目されそうです。これらが強めの数字となれば、ドル円は120円台回復となりそうです。