業績好調
1月8日発表の同社の 2015年3~11月連結決算は海外好調で増収増益になりました。
内訳は売上高が前年同期比6・4%増の1222億8300万円、経常利益は3・7%増の234億6700万円、純利益は5・8%増の153億1800万円で第3四半期の決算として売上高は過去最高。経常利益は3期ぶり、純利益は2期ぶりの増益でした。
「サロンパス」を中心に、一般用医薬品が国内、国外ともに好調で国内は6・6%増。海外では米国での積極的な宣伝効果により29・5%増。医療用では海外が伸びる一方、国内はジェネリック医薬品(後発薬)に押されて2・9%の減収となっています(佐賀新聞2016年01月09日 16時05分配信ニュースに詳細)。
株式指標基礎データは
1月29日 5370円引け値ベースで
予想連結PER 24.8倍
PBR1.99倍
貸借倍率0.07倍
予想配当80円
となっています。
日銀のマイナス金利政策導入で株式市場は実施日2月16日を先取りして動くことを考えると信用売りの買戻し需要が期待できるほか、配当もまずまず高水準ですし、少子高齢化の人口動態から、同社製品には底堅い需要が見込めることから、注目したいと思います。
理想買い水準は窓を開けた5032~5120円あたり。
現実的には5160円あたりが買える可能性が高い値かと思います。
理想売り場は5500円前後。中期的には今年の高値として5700円台も観ておきたいと思います。